夏のおやつレシピを高齢者と幼児向けに!保育園で採用可!

暑い夏は清涼飲料水やかき氷など冷たいものや、クーラーが効いた部屋でスナック菓子を食べてごろごろしがち。

 

でも既製品のスナック菓子は添加物も入っていたりして、実際に調理したものと比べて栄養価もそこまで期待できませんよね。

 

むしろ食べ過ぎると体に悪いくらいです。

 

食べられるものが少ない幼児や高齢者にとってはおやつも大事な栄養補給源ですよね。

 

ただでさえ体が弱い幼児や高齢者ですから、スナック菓子ばかり食べていては、あっという間に夏バテして病気のもとになってしまいます。

 

そこで今回は、幼児や高齢者も安心して食べられる、保育園の調理担当の方も参考にできそうなおやつとそのレシピをご紹介したいと思います。

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高齢者におすすめなおやつとレシピ

 

高齢者のための夏のおやつは、胃に優しくて消化しやすく、かつ栄養価の高いものを選びたいですね。

 

高齢者は人によってそれぞれですが、和菓子を好まれる傾向があるので、和テイストのものを選ぶと良いでしょう。

 

キウイフルーツやさくらんぼ、パイナップルなどの果物が入ったフルーツみつまめ・あんみつや、きな粉を使ったわらび餅、小豆を使った水まんじゅうなどが涼しげで夏にはぴったり♪

 

あんみつ・みつまめには白玉が入っていることが多いので、嚥下障害がある高齢者の方は喉に詰まらせる可能性があるため控えましょう。

 

後ほど動画でもご案内しますね。

 

きな粉には身体を若返らせると言われる天然ポリフェノールが含まれており、そのほかにも植物性たんぱく質を中心にカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルやビタミンEやビタミンB2などのビタミン類も多く含まれていて栄養豊富♪

 

また、あんこの原料である小豆もビタミンB2を多く含み疲労回復にはもってこいです。

 

このように、こういった和菓子を栄養素が不足しがちな夏に食べることはとても理にかなっているんですね。

 

おじいちゃんおばあちゃんに長生きしてもらうためにも、既製品ではなく手作りの和菓子で夏場でも元気に過ごしてもらいたいですよね。

 

そこで、ここでは定番夏おやつのわらび餅のレシピをご紹介します。

 

■材料(約15個分)
わらび粉 50g
水 90ml
黒砂糖 60g
グラニュー糖 70g
お湯 120ml
きな粉 100g

■作り方
①わらび粉の中に水45mlを入れててつぶつぶをなくし、残りの水を加えます。
②黒砂糖とグラニュー糖を熱湯の中に入れ、よく溶かします。
③鍋に①・②を入れて混ぜ合わせ、火にかけ木べらで一定方向に練っていきます。
水状からのり状になって生地が重くなってきたら、手前から向こう側へと手を動かし、黒くツヤが出るまで練ります。
④パットにきな粉の一部をふって、その上に③を流し入れ、残りのきな粉をかけ、平らに延ばします。
⑤冷めたら包丁で一口大に切り、切り口にもきな粉をつけて完成です。

 

幼児のための夏おやつとレシピ

 

夏は栄養や水分が不足しがちな季節ですが、幼児にとってはさらにこれらの不足が深刻です。

 

体が小さいですから、熱中症や脱水症状にもなりがち。

 

また食べられる物も限られてますから、栄養不足にも陥りやすく、夏風邪などの原因にもなります。

 

過去に夏風邪について下記のページで紹介しています。もしご興味があれば参考にしていただければと思います。

 

ここは子どものおやつで不足した水分や栄養を補給させたいところです。

 

そこでおすすめなのが、季節の果物。

 

スイカやメロン、パイナップルなどは水分豊富で子どもたちにも大人気!

 

また、皮膚の潤いを保ち、目・口・喉などの粘膜を丈夫にする働きのあるビタミンAを多く含むマンゴーや、疲労回復効果のあるビタミンB1・B2、貧血を予防するビタミンB6のほか、カルシウムの吸収を助けるマグネシウムなども含むバナナなどもおすすめですね。

 

 

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ここで一つレシピをご紹介!

 

グレープフルーツを使った羊かんのご紹介です。簡単にできますので、ご家庭でお子さんと一緒に楽しく作ってみましょう。

 

■材料(2人分)
グレープフルーツ果汁 200ml
水(又はみかんジュース)200ml
粉寒天 4g
砂糖 100g

■作り方
①グレープフルーツを洗い、横半分に切り果汁を絞ります。
②皮は容器に使うため、中の袋部分を丁寧に掻き出しておきます。
③鍋に水(又はみかんジュース)と粉寒天を入れ、軽く混ぜて加熱します。
④砂糖を加えてよく混ぜます。焦げないように木べらで底から混ぜながら加熱します。
⑤沸騰してきたら、吹きこぼれないよう火加減に注意しながら2~3分沸騰を続け、火を止めます。
⑥鍋を火から下ろし、粗熱がとれたらすぐに果汁を加え、くりぬいたグレープフルーツの皮に流します。
⑦冷蔵庫に入れて冷やして固まったら完成です。

ちなみに料理に使う調理器具では無水鍋が話題になっています。以下のページで詳しく紹介していますので、もしご興味があれば参考にしてください。

夏のおやつに関する動画

 

和菓子も手作りにすると味わい深いですね。

 

寒天の不揃いな大きさの感じが手作り感満点!

 

レンジをうまく使って手軽にあんみつを作ってみましょう。

 

こちらからどうぞ!

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

おやつは既製品よりも手作りの方がずっと美味しいですよね。

 

また手作りのおやつには、作る楽しみもあります。

 

また、夏は体調を崩しやすい季節。

 

体力のない幼児や高齢者にとっては、健康な成人には大したことのない病気であっても、重症化しやすく、場合によっては命の危険さえあります。

 

病気を予防するためには、おやつをただの間食と捉えず、第四の食事と捉えて、栄養をしっかり摂取することが大切。

 

何事も億劫になりがちな夏ですが、おやつを作る楽しさをやる気に変えて、元気に夏を乗り切りましょう。

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