ラジオ体操朝行う効果と消費カロリーは?動画で正しく順番も確認!

夏休みになると、早朝に親御さんから叩き起こされて眠い目をこすりながらラジオ体操をした記憶がある方も多いのではないでしょうか。

一昔前の夏休みのラジオ体操って当たり前な光景でしたが、現在は少子高齢化で実施を廃止した場所もあるようですね。

実はこのラジオ体操ってな、な、な、なんと80年もの歴史があり、優れた体操として様々な効果があるのをご存じでしたか?

これを読んだらラジオ体操をせずにはいられないかも?

今回はそんなラジオ体操の成り立ちと消費カロリー、実践効果や動画をまとめてみました。

 

 

 

 

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ラジオ体操の生い立ちと歴史

●ラジオ体操の発案

1928年初頭、アメリカのメトロポリタン生命保険会社が「健康体操」をラジオで放送していました。

これにヒントを得た当時の「逓信省簡易保険局」が「国民保健体操」として、NHKを通じて放送したのがラジオ体操の始まりです。

アメリカの「健康体操」を基に日本国民が健康増進の為、政府が体操を考案・普及させたわけですね。

 

●ラジオ体操の歴史

「ラジオ体操・第1」を制定後、1929年には全国放送となり学校を中心に普及していきます。

1930年に神田万世橋署の面高巡査がラジオ体操の会という集まりを発足。

子供たちが長期休暇で規則正しい生活が乱れるのを防止する為、「夏休みの朝」にラジオ体操を実施することにしたんですね。

これが恒例の「夏休みの早朝にラジオ体操」の起源となり、全国へ普及していきます。

しかし日本が太平洋戦争で敗戦するとGHQによりラジオ体操は、一時放送を中止させられてしまいます。

その後、1950年から新「ラジオ体操・第1~第3」を発表し、現在に至ります。

何気に行っていたラジオ体操ですが、実は80年もの歴史がある由緒正しい物だったんですね。

実は現在の「ラジオ体操・第1」は青少年用、「ラジオ体操・第2」は職場で働く大人用だったんですよ。

驚きですよね?みなさん知ってました?

 

 

 

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ラジオ体操の驚くべき効果とは

ラジオ体操はさきほど紹介したとおり「健康増進」が目的の体操です。

腕を回したり、腰を深く曲げたりと様々な筋肉を刺激するいわゆる『総合運動』ですね。

ですから、その運動方式を言葉にするととんでもない数になります。

並べてみても、「有酸素運動」「筋肉トレニング」「ストレッチ」「バランス運動」・・・。

ラジオ体操を構成する全13種類の体操には、これだけの運動が含まれています。

しかも、きちんと効果を考えて体操の順番が決められているんですよ。

 

ラジオ体操の消費カロリーは

ラジオ体操第一・第二での所要時間は「約6分30秒」。

消費カロリーは「30キロカロリー」になります。

もしかして「たった30キロカロリー」って思いました?

これを別の運動に換算すると、体重50kgの人が速度約4km/hで800mウォーキングするのと大体同じになります。

このウォーキングを時間にしたら約12分間。

半分の6分で同カロリー消費出来るのですから、効果は高い部類の運動に入るのではないでしょうか。

しかも、「全身運動」なので身体全体に効果があります。

確かにラジオ体操を本気で行うと、身体が温まってウォーミングアップに最適な感じがしますよね(笑)。

日本全国に普及したのも、それなりに健康効果があることを誰もが実感しているからだとも考えられますね。

しかもラジオ体操には実はこんな意外な効果もあるんです。

 

ラジオ体操の具体的効果と朝行うといい理由

●血流を司る骨格筋を鍛える

骨格筋は体重の40%を占める筋肉で、心臓から流れた血流を補助する役割があります。

ラジオ体操はこの筋肉を刺激し、心臓から全身に血液を送り出す筋ポンプ作用を活発にして、血行促進、代謝UPが期待できます。

血流が潤滑になる事で、老廃物の排出が促され「肩こり」「腰痛」などにも効果があります。

 

●正しい姿勢に整える

ラジオ体操には脊椎を矯正して背骨や骨盤を安定させる働きがあります。

体のバランスを保つ動きも多く、とういことは姿勢も整うので「腰痛」などの軽減に効果があるわけですね。

 

●便秘の改善

ラジオ体操には体を「反らせる」「ねじる」という動きあり、これが腸のぜんどう運動を刺激します。

これにより消化吸収を高め、便秘改善の効果が期待できます。

呼吸法とともにこの「ねじる」動作が健康にいいと出版物が出るほどですからね。

自律神経の改善にもいいわけです。

 

一日の始まりを朝日を浴びながら骨格筋を鍛え姿勢を正し、便秘も解消する。

ラジオ体操を朝行うのは、一日のスタートを快適にするために一番手軽で効果的な方法ですよね。

規則正しい生活を習慣化する上でも、ラジオ体操に参加するとなるとそれを目標に逆算して起きることから、ただラジオ体操に参加するだけでも生活リズムの改善が図れるというわけですね。

 

 こんな大人なラジオ体操も!

ラジオ体操に関する動画

やはり基本に忠実なのが一番効果的ですね。

たかがラジオ体操と思ったらかなりキビキビしてるところもあっていい運動になりそうです。

こちらから確認しましょう。

 

まとめ

ダイエット体操としてラジオ体操を捉える人も少なくありません。

先にも述べましたが13種類の体操は、それぞれに鍛える筋肉が違うので、部分痩せも可能になります。

体操するのに要する時間を変化させることで体操の効果も様々に変化します。

これ、どういうことか分かりますか?

スローでやれば、スロートレーニング、ストレッチになります。

早く運動すれば、ビリーザブートキャンプの様なハードな鍛錬になっちゃいます(笑)。

何より慣れ親しんだ体操ですから、すぐに実行できますし場所も問わないのが一番のメリットですよね。

ただ、効果が表れるのは随分と個人差が激しいようですね。

回数も「1日1回だけ」という方もいれば「1日2~3回」と複数回行う方もいます。

「1ヶ月で-3kg」という人もいれば「最低1年続けてください。」という猛者(?)もいるくらい。

カロリー摂取制限など別のダイエット法と併用して行っている人もいます。

若いころにお世話になった人は沢山いる体操ですが、まずはその覚えている体操が正しいか確認が必要です。

つい、自己流になっていたり、教えてもらった先生のクセが伝染していたりと「うろ覚え」が多いので、上の体操の動画を確認してから実施していきましょう。

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