デスクワークで骨盤にいい椅子の座り方は?美脚に魅せる方法まとめ!
正座する。
椅子に座る。
普段、何げなく行う動作「座る」。
でも、あなたは正しい座り方を普段から心がけていますか?
特に何も考えず、何気なく座ったりしていませんか?
実はそれが脚太りの原因なのかもしれません。
正しくない「座り方」を長時間続けていると、圧迫されている側の血流を阻害して循環が悪くなります。
これが脚の中に老廃物や脂肪を停滞させる事になり筋肉や脂肪細胞の中に溜り、脚太りを誘発します。
脚の位置や形。
背筋の形。
それぞれをしっかりと意識して正しく座る事で、脚を綺麗に見せることも、脚を綺麗にする事も可能です。
太ももについてはこちらもどうぞ!
今回はそんな「正しい座り方」についてまとめました。
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目次
骨盤にいい正しく座っている状態とは
正しく座っている状態というのは「体への負担が少ない座り方」のことをいいます。
特に骨盤が寝ている(いわゆる猫背の状態)と背骨をS字にして座るのは不可能になります。
背筋が横から見てS字状態のいわゆる『正しい姿勢』はツライ姿勢と考えがちになりますが、本来休憩である「座る」行為が負担になるのでは本末転倒です。
自分にとってラクな客観的に見て姿勢の悪い状態というのも、実はそれが崩れた姿勢であることから、知らぬ間に体に負担がかかり長時間継続出来ないというのが正解です。
この事をまず理解しておきましょう。
つい自分でも座っていて最初はシャンとしていても、時間が経つと横から見てCの字に体が丸くなってしまっている事が多々ありますよね。
このあと詳しく説明しますがまずは腰をシッカリと立てて座り、その上に体・頭を真っ直ぐに置く事を意識して座ると良いでしょう。
グッドサポート役クッション
オフィスなどで使用する椅子など、あなたが使用する多くの椅子はあなたの体に合わせてくれませんよね。
椅子が体に合わないと「正しい座り方」を実践するのは困難になります。
こんな時は「クッション」(または座布団)を活用しましょう。
一枚挟むだけで自身の体重から生じる圧力を緩める緩衝材となり、体への負担を軽減してくれます。
また背中と背もたれの間に挟むことで、猫背などの防止にも役に立ちます。
クッションは市販で色んな物がありますよ。
中には座る事の補助として作られたクッションもあります。
クッションがなければバスタオルを丸めて使っても良いと思いますよ。
正しい座り方(基本)
分かっているようでできていない正しい座り方。
ここで一つ一つ意識してご自身の姿勢を見直してみましょう。
電車に乗って座っている人もちょっと実践してみてください。
骨盤を立てて座る
あなたは普段、腰から背骨をぐるりと丸めた様に座っていませんか?
先にも述べましたが、おしりの部分からではなく腰を90度曲げて座る姿勢は猫背を誘発しやすく正しい姿勢ではありません。
椅子の上に腰を立てている事を意識しながら腰掛けるのがツボとコツです。
また浅く腰掛けることで背中を反らせる事が出来るようになり、自然なカーブを描くことができます。
それでは具体的なポイントをお伝えしますね。
●足首―ひざ―股関節の曲げ角度は90度
椅子に座った時、ひざの真下に足首がくるようにしましょう。
足首がより内側に入っている状態だと、先の腰を立てる姿勢が作りにくくなります。
実はこういう記事を目にするとつい背中だけを意識して、ピンッと背筋だけを伸ばして座ろうとします。
この時に足の位置がしっかりしていないと負担になって、長時間姿勢を維持できなくなってしまいます。
●座り直しは大事
これもつい思い違いしがちですが、
正しい姿勢で座っていれば「座り直し」は起こらない
という考えは間違いです。
椅子に座っている間、圧迫されている側は圧力で血流が止まっている状態になっています。
これが長時間続くのは「壊死」状態を招いているのと同じです。
その為、適度に座り直しをして圧迫状態から解放する事が重要です。
●頭を前に出さない
PCなどを見ているとついつい頭を前に出したくなりますが、この状態では首だけで頭を支える事になるので首の付け根である肩に負担がかかります。
脚の姿勢と同様に、頭―首―肩は真っ直ぐ垂直になっているのが正しい姿勢です。
イメージ的には胸を軽く張るような姿勢が理想的です。
これだけ注意点があると中々意識し続けるのは難しいですよね。
最低限のイメージとしては、頭からひざまでが「L字」になるようにするということです。
そしてひざから足首までは垂直にして足を組まない。
この2点を意識すれば良いと思います。
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脚を綺麗に魅せる座り方
脚を綺麗に「魅せる」座り方は、実は簡単に実践できます。
試してみたい方は以下の3つを実践してください。
①上記の正しい座り方で座る。
②脚を並べ斜めに揃える。
③両足のつま先を伸ばして座る。
足先を伸ばすことで脚を長く見せることができます。
実際の画像はこちら!
この時、「魅せる事」を優先する為正しい座り方にあまり従う事はありません。
腰を椅子に深く腰掛け、背もたれに背筋を当てる姿勢にすると姿勢がピシッとなって綺麗に見えます。
ただこの座り方は、あくまで女性向けです。
男性は、やはり正しい座り方が一番見た目にもスッキリとして良く見えると思いますね。
脚を綺麗にする座り方
これはズバリ!先ほど正しい座り方で最低限意識する内容、しっかりと頭からひざまでが「L字」になる様に座ることだけです。
そうすることで血流が循環しやすくなり、老廃物や余分な脂肪を脚から排出する効果があるからです。
正しい座り方をしていると、必要な筋肉が必要なだけ締まります。
その為、適度にインナーマッスルも使われて必要な場所に必要なだけの肉が集まります。
それだけで脚が綺麗になっていきますよ。
更にもうひと工夫したいなら、つま先に力を加えてかかとの上げ下げをおこないましょう。
これで、太ももの内側「内転筋」が鍛えられて太ももが綺麗になります。
さらに両足を腹の力で上にあげてみると下腹部を引き締めるエクササイズにもなりますよ。
これ、なにげに30秒続けてみるだけでも結構負荷がかかるのが分かります。
やっていけないのが「脚を組む」こと。
見た目にバランスが崩れ、背中が歪んでしまいます。
脚を綺麗に見せたい「演出」としては効果大ですが、健康面から考えるとNGになります。
特に自然と足を組んでしまう人は太ももの内側の筋肉が衰弱している可能性が大!
「脚を綺麗にする座り方」からは一番遠い座り方になってしまいます。
正しい正座の仕方
日本人である以上、正座はあらゆる和のシーンで必要とされます。
正座というのは椅子を利用した座り方と違い、正しい座り方を知っていないと姿勢が崩れて綺麗に見えません。
ここで正座も正しい座り方を覚えて綺麗な姿勢を心がけましょう。
●背筋を伸ばし、顎を引く
背中がピンッとした姿勢は正座では大切な基本ですね。
●脚の親指は重ねない
つい足の親指を重ねてしまいますが、これは体のバランスを崩すのでNGです。
親指は離し、ひざも拳ひとつ分程度開いて座ります。
●腰を立てる
最初に行った「背筋を伸ばす」は、椅子の時と同様に「腰を立てる(骨盤が立っている)」のが条件です。
正座でも同様に腰を立てて座る事で頭から腰までが真っ直ぐになり、負担が少なく姿勢が綺麗になります。
正座で一番困るのが誰もが経験のある「痺れること」ですよね。
ですが痺れるのを回避するには、やはり正座に慣れるしかなさそうです。
正座になれた人でも、やはり痺れる時には痺れるらしいですからね。
正しい座り方に関する動画
正しい知識はその筋の先生に聞くのが一番?!
わかりやすい説明で正しい姿勢を説明しています。
こちらからどうぞ!
まとめ
実は健康な人の場合、ここまで厳格に座り方を規制しなくても良いらしいです。
休むのが座るという行為ですから、楽と感じる姿勢が一番だという意見もあります。
ただし長時間固定した座り方をしていたりすると負担がかかる為、適度に姿勢を変えるなどやはり正しい座り方をする方が長時間座り続けられるようです。
あなたの体の調子に合わせて座り方も工夫してみてくださいね!
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